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紅蓮の弓矢 ~Part5~

この小説はルミエールが想像を最大限に膨らませた、創作小説です。
ルミエール最強設定ですので・・・あしからず・・・
フレンドさんの名前が登場しますが、台詞等は実際のものではありません。
ある程度のキャラの個性は押さえているかも?!
また一部のキャラ名、台詞は全てルミエールの妄想となっております。
まぁ、読んであげてもいいよ?って方は↓へ


サヤが少名比売から仕入れた情報を全員へ伝えていく。
【禍津】が巨大であり、60メートル程あるということや、弱点についてゆっくりと話していった。
話が終わっても、全員無言であった。
「どうやって攻撃するの・・・」
口を開いたのは弥涼だった。ルミエールも同じ事を考えていた。
ルミエールだけではなく、正確には近接職全員であろう。
「まぁ全てを解決できる訳じゃないけど、少名比売からの加護を受ける事でなんとかなると思う」
サヤの出した答えは2人1組で行動し、一人は遠距離攻撃が可能なこと。
足を止める機会が多い遠距離攻撃者のフォローを近接攻撃者の相方が行うことである。
「なるほどね、お互い補う感じね」
「そう、近接組みが多いから、弥涼さんは遠距離攻撃側に回ってもらうよ」
「え!弓なんて持ってるけど使った事ないよ?!」
弥涼は慌てて抗議の声を上げるが、サヤは「いい機会だから練習して」
と笑って流した。
<サヤ、軍曹><芽衣、しえん><弥涼、神><ルミエール、ローザ><ソル、アイシャ><ユピ、セシア>
サヤが考えたペアを言いこれに決定する。
椛が参加出来る場合は何処かに組み込めば良いので、人が増えることは問題ない。
そして、この任務の成功の鍵はしえんとユピのウィークバレットだ。
しえんの方が問題は無いだろう。百戦錬磨のアークスであり、長いことサヤの元で培ったものがある。
ユピは通常の任務では問題はないが、こういった大きな任務は初めてである。
「ユピ、死ぬ気でついてこいよ?」
「ソル・・・俺・・・」
「ソール、そんなに睨みつけると誰だってびびるって!」
アイシャがソルに声をかけるが、ソルの表情は厳しいままだ。
チッと舌打ちをし、視線をユピから外す。
「大丈夫だよ、上手くやれるって!」
ローザがユピへ肩を叩きながら声をかける。
「あ、ローザさん・・・でしたよね」
宜しくお願いします。 とユピは頭を下げる。
「今からそんなに緊張していると身が持たないよー」
別の方向から聞こえた声にユピとローザは声の聞こえた方へ視線を向ける。
ルミエールが青い顔をしているユピへ声をかけたのだ。
「そもそも、ソルがプレッシャーかけすぎるのが問題だけど!」
ルミエールから笑みが消え、真面目な顔でソルを見る。
自分の名前が出たことでソルもルミエールを見返す。
「甘いこと言ってる場合じゃないんだ、あんたとユピとじゃ、潜ってきた修羅場の数が違いすぎる」
「否定はしないけど、今からプレッシャーかけてどうするの?」
二人とも鋭い視線で睨みあいながら、思ったことを言うが
その言葉を聞いてるユピは更に顔が青くなる。
「その辺にしといてね、二人が暴れるとルームごと吹き飛びそうだからね」
見かねたサヤが声をかけると、二人とも視線を逸らし、お互いに背中を向ける。
「ユピさん、いつ禍津が溢れるか分からないけど、訓練はしといてね」
サヤから掛けられた言葉にユピはしっかり頷いた。
「ローザちゃん、動きに慣れておきたいから、明日シュミレーションできる?」
「うん!大丈夫だよ」
また連絡するね と伝え、ルミエールは一足先にルームを後にした。
弥涼もルームを出ようとしたところで、ふいに袖を引っ張られる。
「なんで帰ってこないの」
「いいでしょ別に。何処にいるかは分かってるんだから」
「そういう問だ『ユピには関係ない!ほっといて!』
言いかけたユピの言葉に弥涼は言葉をかぶせ、ルームを後にした。
残されたユピはセシアから頭をポンポンと叩かれ、ソル達と共にルームを出るのであった。

次の日、ルミエールと涼弥はローザとの待ち合わせより大幅に遅れてシュミレーションルームへ顔を出した。
シュミレーションルームには昨夜、サヤのルームに集まった面々がペア同士で
シュミレーションを行っていた。
遅れた理由はルミエールのルームに戻った弥涼は、ユピとのやり取りを思い出し、
ルミエールへ散々愚痴りだしたのが行けなかった。二人が眠りについたのは朝方だった。
ルミエールは事前にローザへ遅れる旨と謝罪の言葉を沿え、簡易のメッセージを送っていた。
シュミレーションルームに入り、目を引いたのはサヤと軍曹の様子だった。
サヤの状況判断の早さ、先読みの力。軍曹の戦闘能力、サヤに劣らぬ状況判断力、
なにより絶妙なタイミングで前後を入れ替わり、隙はまったく感じられなかった。
「嫌なもの見ちゃったなぁ、何あのタイミング」
弥涼は眉間に皺を寄せ、二人の様子を見る。
「大丈夫だよ、さやん達にはさやん達の、私達には私達の良さがあるんだから」
「よくも軽く言うわねっ!私がルミの動きを熟知するまで、被弾してたのは私なんだからねっ!!」
「それは涼弥の読みが一瞬『私が鈍いって言うのね!』
ルミエールが言い終わる前に、弥涼がキッと睨みながら言い放つ。
今日も機嫌は悪いようだ と言葉にはせず、ルミエールは視線から逃げるようにローザの姿を探した。
ローザは神と軽いシュミレートをこなしていた。
お互いがお互いを気遣うような動き。二人の性格もあるかもしれない。
しかし、それでいて隙を感じさせないのは二人の技量の高さだろう。
シュミレーターの画面が消えると、二人とも武器を戻す。
「お疲れ、軽いものだったにしても大したものね」
二人は後ろから聞こえた声に反応し、お疲れ様とお互いを労い
ルミエールへ視線を送る。
「ごめんね、ローザちゃん遅くなりました」
「平気、神さんに遊んでもらってたから」
弥涼も神へ謝罪を述べ、ローザと軽く挨拶を交わすと隣のシュミレーターへ移る。
ルミエールは柵を飛び越えると、ローザへよろしくね と声をかけ、続行できるか確認する。
ローザもよろしく~と言葉を返し、大丈夫だよと返事をする。
返事を聞き、最上級難易度を選択し、シュミレーター用の武器を持つ。
ルミエールはローザの前に立ち、ローザは1歩後ろに立つ。
直ぐに画面には立体映像のダーカーが現れる。
ルミエールは視線をローザへ向けると、頷く姿を確認する。
それから言葉は必要なかった。次々に迫るダーカーをルミエールは刀で、ローザは弓で黒い煙に変える。
ルミエールの足が止まるとローザは前に出て、広範囲のフォトンアーツで一網打尽にする。
そして追いついたルミエールは追い抜き、打ちもらしたダーカーへ止めと刺す。
先ほど、サヤ達が行っていたような絶妙なタイミングでだ。
ルミエールがローザを追い抜き、ルミエールの右前方に渦が現れるとダーカーが湧き出る。
そこへ刀を振るおうとした瞬間、ルミエールの顔の横を音速の矢が通り過ぎダーカーへ命中する。
ルミエールも一瞬動きを止めてしまうほど、距離を矢が通り過ぎたのだ。
フッと画面が暗くなり、一通りのプログラムの終了を告げる。
「さすが、斬姫。正直驚いた」
「何言ってるの、さすがはこっちの台詞だよ、神箭手(メンゲル)の異名は伊達じゃないね」
神箭手(メンゲル)とは市民に伝わる伝記に登場する弓使いの名であり
市民の中では神的の存在である。
ローザの弓の腕前は正に針の穴も通す程正確であり、その威力も折り紙つきだ。
「顔の直ぐ横を通った時はさすがに硬直したよ」
「ごめんね、そこしか通せるところがなかったの」
ローザは舌を少しだし、苦笑を零す。
それから、二人は細かい動き、立ち居地を確認していく。
さすがに顔の直ぐ横を何度も矢を通されるのはルミエールも怖いらしい。
ある程度話がまとまったところで、隣のシュミレーターブースを覗く。
「へぇ~弥涼上手いじゃない!」
「ほへ~使った事無いって言ってたよね?」
うん とルミエールは頷く。弥涼と神のブースのプログラムが終了し
ルミエールとローザはブースを移動する。
「初めてにしては上出来ではありませんか?」
「まぁそうだけど・・・シュミレーションと実践の違いを嫌って程、思い知らされてるからなぁ」
「私達はこれで終わりにして食事に行くけど、どうする?」
「えっ!もう終わりなの?」
「ルミさんの動きは大体わかったからねー」
すごい・・あの予測不能な動きを・・ と弥涼はつぶやく
弥涼と神はもう少しシュミレーションを行うと言うので、ローザと共に出口に向かう。
ルミエールはあるブースの前で足を止める。
「ユピくんだっけ?」
「うん・・・セシアちゃんは大丈夫だね。ユピは・・・まだ荒いなぁ~」
「ルミさんがどのレベルで合格を出すのか分からないけど、閾値相当高い見方だよ?」
「そう?しえんさんをずっと見てきてるからかな?」
「しえんさんって・・・銀河の謝手の異名持ちでしょ!」
「うん、思えば今回の作戦はほとんどが異名持ちなんだね」
「そうだね、私も気がついたら神箭手なんて呼ばれてたし・・・異名って一人歩きしすぎ!」
「ふふっ、そうだね。じゃっ行こうか、時間下がったから混んではないはずだけど」
うん とローザが返事をし、出口のオートドアが開く。
ルミエールはドンッと何かにぶつかる。
「あ、ごめんなさい」
人にぶつかったと察したルミエールは謝罪の言葉を述べる。
「おっと、こちらも済まなかった、ってルミエールか」
「ソルか、これからシュミレート?」
「あぁ、ユピ達も来てただろ?どうだ?」
「まだ荒削りだけど、光るものは見えた」
そうか とソルは少し笑顔を見せる。
今回の任務に参加させたのはソル自身だが、心配は心配だったらしい。
じゃっ とソルとアイシャへ言葉をかけ、ローザと共に食事に向かった。

弥涼とルミエールはその日は早目にベットへもぐりこんだ。
暫くし、弥涼が目を覚ますとルミエールの姿がない。
「あれ・・・居ないじゃない」
弥涼は外していた携帯端末を左手につけると、ルミエールを呼び出す。
「えっ?って、ちょっと待って!」
そこでプツンと通信は切れる。その声は切羽詰ったものだ。
直ぐにルミエールから自分の居場所を教える信号を受信する。
「シュミレータールーム・・・」
弥涼は直ぐに着替えをし、武器だけを持ってシュミレータールームへ走った。
シュミレータールームに入ると、一つのブースから戦闘音が聞こえる。
時間は朝方の4時を回ったところだ。
ブースの後ろ側に回るとルミエールが最高難易度のシュミレートをこなしている。
しかし、ルミエールはいつになく苦しそうだった。
やがて、画面が消えるとルミエールは両膝を突き倒れこむ。
「ルミ?!」
弥涼が柵を飛び越え、ルミエールへ走り寄る。
肩が激しく上下するほど荒い息遣いで、ルミエールはゆっくりと立ち上がる。
しかし足元はふらつき、弥涼がとっさに支える。
「どうしたの?こんなになるまで」
「嫌なイメージしか浮かんでこない・・・何も考えたくない」
「だからって・・・」
弥涼はシュミレーター履歴を見ると、その回数に目を見開く。
その回数は普通のアークスが2日間でこなす回数が表示されている。
時間的に6時間ほどになる。
「最高難易度をこれだけこなせば・・・倒れるよね・・・」
既にルミエールは意識を手放していた。
いつもはどっしりと構えているルミエールを追い詰めたのはなんなのか。
弥涼は禍津討伐の任務が起きなければいいと、心から思った。

少名比売から連絡があったのはそれから6時間後であった。
禍津の封印が弱くなったのを受け、封印の強化へ向かったが
ダークファルス【双子】の襲撃を受け、禍津の一部が漏れ出たとのことだった。
少名比売はソルとサヤへ連絡送るとソルとサヤはすぐに一斉送信を行い緊急発進した。
キャンプシップはあいにく2台しか準備できず、6人ずつ乗ることになった。
ソルとアイシャがサヤ達のシップに乗り込み、ユピとセシアがルミエールが乗るシップへと
飛び乗ったのだ。
「ルミ、体調は本当に大丈夫なのね?」
「うん、嘘ついてまで行ける任務じゃないからね、これは本当だよ」
「ルミさん、何かあったんですか?」
神とローザが興味ありげに視線を向ける。
「朝方ね、ルミってば、バカみたいにシュミレートこなしてて、倒れたの」
「バカみたいって・・・酷くない?」
「バカじゃない!6時間もずーーっと続けてるとか!」
「6時間・・・」
ローザと神は驚きのあと、直ぐに呆れた表情になる。
「ルミさんらしいと言えばらしいですけどね」
神は苦笑を浮かべる。ルミエールはユピとセシアに視線を向ける。
セシアはあまりしゃべる方ではないが、キャンプシップの窓枠に体を預け
ユピへ質問を投げていた。ユピは相変わらず青い顔である。
ルミエールは二人に近づき両手を腰にあてる。
「ほーら、そんなに緊張してると、実力の半分もだせないよ?」
「うん、ユピ。びびりすぎ。」
しょうがないだろっ! とセシアへ言葉を返すが、若干声も震えている。
そうしてるうちに、白ノ大城塞へテレポートできる場所に到着する。
「最終点検が終わった人から飛び込んで、さやんから話があると思うから」
ルミエールが全員の顔を見渡しながら言い、自分も回復薬、武器の確認をする。
お先にっ! とローザとセシアがテレプールへと飛び込んでいく。
神も確認を終え、テレプールへ方向を変えると、袖を引っ張られる。
「・・・あ、あのっ」
どうしました? と神が振り向くと、ユピが下を向いて立っていた。
さっきまでの青い顔ではない。
「ねーちゃんに何かあったら、絶対許さねーからなっ!」
めいいっぱいの殺気を込め神を睨みつけながらユピは言う。
神はふっ 一瞬と笑うと直ぐに睨み返す。
「これでも、鉄壁の神と呼ばれる身。弥涼さんはちゃんと守ってみせます」
華憐の神と呼ばれていたが、装備や、スキルを見直し、今では鉄壁の神と呼ばれるようになったのだ。
「ちょっと!ユピ!!貴方、神くんに向かって何を!」
慌てて弥涼が二人の間に割ってはいるが、顔がほんのり赤いのは隠せないらしい。
「構いませんよ弥涼さん。自分にここまで言ってくるって事は、
ユピさんも自分の仕事をしっかりこなすということでしょ?」
神の言葉を聞き、ルミエールはニヤリと笑う。さすが神くん、上手く挑発する
とは言葉に出来ないが、感情は顔に出たようだ。
「あったりまえだろ!先に行くからな!」
ユピは頭をガシガシとかき、テレプールへと飛び込んで行った。
「ごめんね、神くん」
「いえ、気にしないで下さい。あぁいう挑発は大歓迎ですので、先に行きますね」
神は笑顔で言うと、テレプールへ飛び込んだ。
「ユピくんも言うもんだね、あの鉄壁の神を挑発するとはね」
「まったく、失礼なやつだよね」
「その割りには、神くんの一言で顔を赤くしてたのはだーれ?」
悪戯に笑いながらルミエールは弥涼へ視線を送る。
「だって!!あんなこと言われるなんて・・・って、ルミ!何言わせるのよっ!」
弥涼が刀に手をかけたところで、ルミエールはテレプールに飛び込み、難を逃れた。
テレポートから着地すると、既に全員が降り立っていた。
間を空けずに弥涼も着地する。
既に禍津はこの区域に入っているようで、地響きをさせながら、ゆっくり歩いてるようだ。
ソルが最後のテレポートを起動する。無機質は声でカウントダウンが始まる。
「一言だけ。全員で帰還するからね。みんなの力を信じている」
サヤは力強く言うと、全員がしっかりと頷く。そして次の瞬間には禍津の前にテレポートされていた。
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非公開コメント

No title

ソルの中の人様>
拍手コメありがとー
返事遅くなってごめんね><

ソルの異名出そうかかなり悩んでるだけど、
出さない方向にするね(ニヤニヤ
アイシャさんの異名も欲しい!!

続きは正直書けないかもしれないけど
完結はしようと思ってるので、ながーーーーーい目で
お待ちくださると助かります(´・ω・`)
プロフィール

Lumiere

Author:Lumiere
PHANTASY STAR ONLINE2
Ship9で細々と活動してる
ルミエールです☆

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